第2回東京都教区専門研修会②

合掌 10/23に行われた専門研修会の続きになります。
第2講義目は、村瀬所長による『コーチング』の座学です。

『コーチング』の一番のキーは、“声掛け”です。あくまで少林寺拳法の指導現場での話です。
“声掛け”と云っても、それが「ボス」としてなのか、「リーダー」としてなのかにより、相手の受け取り方は違います。

所謂「リーダーシップ論」にも通ずるところでしょうか。
道院長はもちろんのこと、指導者「リーダー」に求められる“声掛け”は、当たり前のことですが、「相手と信頼関係を築く」「相手がやる気を出す」前向きになれる言葉です!!
例えば、子供の指導現場でよく見聞きする、「じっとしていられず落ち着きのない子供」⇒「元気はつらつな子供」と置き換えることで、掛ける言葉も変わってきます。
また失敗しても過去に囚われず、Whyではなく、Howで未来志向に基づいた「未来質問」で、相手に考えさせることも大事になります。
そして、“声掛け”には「あいうえおの法則」(声掛け→聞く力UP)、「さしすせその法則」(心を明るく照らすあいづちの法則)など有効な手段もあります。

最後に、写真の開祖の言葉「幸せとは、良い人間関係に尽きる。」
どうせ同じ生きるのなら、お互い楽しい時を共有し、幸せでいたいですもんね♪
結手再拝